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チームの想いを繋ぐ「アンカー」として 2

西村崇建築設計事務所

西村 崇さん

ペントハウス=ANCHOR HOTELのショーケース

「10階の『ペントハウス』は、ANCHOR HOTELのショーケース。今回コラボレーションした企業のプロダクトの魅力が最大限に伝わるように、また地域との連携を体感できるような部屋にしたかったんです」と、今回『ANCHOR HOTEL』を手掛けた建築家・西村 崇さん。ホテル最上階にあるスペシャルな客室『ペントハウス』には、『伝統工芸』のスツールやサイドテーブル、『ディスカバーリンクせとうち』『名和産業』『吉河織物』によるデニムのファブリック、『藤井リボン』の眞田紐、『心石工芸』のソファなど、地元企業の技術が詰まったプロダクトが惜しみなく揃えられています。福山市が「ものづくりのまち」と言われていても、実際に使って体感してみないと分からない。作り手と使う人との距離を埋めたのが、このショーケース=客室です。

見えるもの、見えないものにもすべて「理由」を

「細部までとことんこだわる」西村さんの姿勢はすべての部屋に反映されています。例えば客室の玄関。ドアを開けるとすぐ明かりが灯るのは、「狭くて暗い部屋に帰りたくないでしょ?」という想いから。実は入口ミラーに書かれたメッセージは35部屋すべて違う(!)のだとか。また、ベッドを一段高くしたのは、ベッド側面の木材の素材感を強調するためと、空間を広々と見せるため。テレビや照明などの電源コードはベッドから繋がる配管の中に隠しつつも、あえて“見せる”インテリアとしました。あれは何? これはどうして? と質問するたびに明確なアンサーをくれる西村さん。「デザインにはすべて理由がある」というデザイナーの基本、とはいえ貫くには相当な知識と精神力をもっていないと立ち向かえない世界に挑む仕事人の言葉が、目の前の空間すべてに裏付けられていました。

建築家としての誇りを胸に

「今回の『ANCHOR HOTEL』には、施主である細羽さん(サンクレア代表)、アートディレクターの飯島広昭さんをはじめ、様々な人の想いが詰まっています。僕が彼らのイメージを図面や模型などで見えるカタチにしたら、そこにまた皆のアイデアが重なっていく」と、『ANCHOR HOTEL』の設計・建築を担当した西村 崇さん。個性あふれるチームで描き上げたイメージを、出来うる限りの最大限のカタチでホテルという実物大の現物に落とし込んだのが、この『ANCHOR HOTEL』です。「“設計”は、施主の要望を形にすれば終わり。でも“建築”は、アイデアを提案し、皆の考えやイメージを実現し、施主やディレクターの世界観を表現することが仕事だと思っています。まずは全員の“やりたいこと”をすべて詰め込み、現実的な課題を照らし合わせてもう一度組み立て直す。その作業を全員が妥協せず本気で取り組んだからこそ、狙い通りの、素晴らしいホテルが完成したんです」。アートディレクションのプロ、ホテル経営のプロ、そして建築のプロが真っ向勝負で挑んだホテルづくり。「完成した瞬間は放心状態になりそうなくらい、やり切りました」と、西村さんは素顔で笑います。

建築家はチームの想いを繋ぐ「アンカー」

一番大変だったことは何ですか?と聞くと、想定外の答えが。「当初はペントハウスを作る案はなかったんですよ」。え!? それって大変なことでは……「実は1階にBARを作る案もなくて。プラン変更はもちろん大変でしたよ(笑)。でも、全員がただのホテルにはしたくなかった。『地域コミュニティのHUB~拠点になる』というコンセプトをどのように実現するのか、皆で考えに考え抜いて、たどり着いたのがこのカタチです」。だから、BARは人と人とを繋ぐ場所になり、ペントハウスはじめ客室は地域企業のワザを体感できる場所になった。「人が住むマンションから、多くの人が集い行き交う拠点へ」のコンバージョンは、このようにして実現しました。「見えるところ、見えないところも含め細部にまで徹底的に力を注いだのは、すべて“チームの想いをお客様に届けるため”」と西村さん。この西村さんこそ、チームANCHOR HOTELの想いを繋ぐアンカーなのです。ANCHOR HOTELの魅力を、すべての感覚を使って体験してみてください。チームの想いをのせた熱いバトンが、あなたに繋がりますように。

西村崇建築設計事務所 × ANCHOR HOTEL

アートディレクターに飯島広昭氏を迎え、施主であるサンクレア代表 細羽雅之氏らプロジェクトチームと共に描いたライフスタイルホテル『ANCHOR HOTEL』を設計・建築。空間デザインや設計はもちろん、物件の調査から福山市との協議、コンセプト作り、着工から完成まで『ANCHOR HOTEL』施工のほぼすべての工程に関わっています。目に見える・見えないを問わず、細部までこだわり抜かれた“デザイン”が生み出す極上の空間でおくつろぎください。

西村崇建築設計事務所

広島県福山市港町1-6-28 / TEL.084-983-1627

高知県出身の代表・西村 崇氏は福山大学工学部建築学科を卒業後、2006年に「河口佳介 + K2-DESIGN」に所属。実績を積んだのち、2011年「西村崇建築設計事務所」設立。建築・インテリアのデザイン・設計・監理をはじめ、関連業務全般を引き受ける。これまで手がけた物件は住宅からレストラン、オフィス、ギャラリー、展望台まで幅広い。

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